一般社団法人 静岡県発明協会

特許の活用で事業に活力 経営に生かそう知的財産

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パテント部会(産業財産権関連実務研究部会)

パテント部会 2020年度の活動実績

開催回 327回
開催日時 2021年3月17日(水) 13:30~16:30
開催場所 静岡市産学交流センター(通称:B-nest)
静岡市葵区御幸町3-21ペガサート
開催内容

「①80年代以降の特許法改正について」
  1980年代以降の特許法改正の内容とその背景、効果
「➁ミヤンマーにおける知財法整備の現状と課題」
  日本による知財関連法整備のフォローについて

講師:明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科 教授  
   熊谷 健一 氏

 知財業界ではなじみの深い『特許法概説』(有斐閣)、『改正特許法』(有斐閣)の著者であります熊谷先生によるご講演です。
 1980年代から特許法、実用新案法など多くの知財関連法が頻繁に改正されて参りましたが、講師は特許庁在籍時にこれら知的財産法に関する立法(改正)作業に従事しておられました。そこで特許法の改正を中心に、その背景と主な改正内容及びその改正が波及させた効果などを解説いただきます。そして、講師は特許庁在籍時より国際交渉にも参画されておられます。現在、実務も経験した研究者の立場で参画されているミヤンマーの知財関連法整備の現状と課題などについてご解説いただきます。

開催回 326回
開催日時 2021年2月17日(水) 13:30~16:30
開催場所 各自PC機器でのリモート参加となります。 WEB会議ツール「Web-ex」を使用します。 PC、Mac、Linux、iOS、またはAndroidからご参加ください。 参加には受講者のメールアドレスの登録が必要です(現在登録済みのアドレスと異なる場合は下記の参加申込み欄に受講用のメールアドレスをご記入ください)。 参加を希望された方には2月12日以降招待メールを登録アドレスに送付します。
開催内容

講演会『IPランドスケープの基礎と実践法』

知財経営を実践するための具体的手法として注目を集めているIPランドスケープの概念や定義および実践法等について説明します。

IPランドスケープの基礎的な説明を主とし、併せて具体的な実践事例も紹介するので、IPランドスケープをご存知ない方から実践を検討されている方まで、幅広い方に有益な内容になっています。実践事例紹介では、分かりやすい事例として自動運転分野および機能性食品分野について解説する予定です。知財部の方はもちろん、R&D部門、マーケティング部門、経営者など、知財情報を活用した最新の知財経営の手法に興味がある方および知財経営を実践されたい方は是非ご参加ください。

<講師>

株式会社知財ランドスケープ COO
AIPE認定 シニア知的財産アナリスト(特許)
田中 圭 氏

開催回 325回
開催日時 2020年11月18日(水) 13:30~16:30
開催場所 静岡市産学交流センター(通称:B-nest)プレゼンテーションルーム
静岡市葵区御幸町3-21ペガサート6階
開催内容

 グループ勉強会
『知財リスクマネジメント ケーススタディ』

 実例に基づいたケーススタディにより、事業を成長させる上で

 必要となる知財活用の方策やトラブル対応策をグループワークで

 学びます。中小企業約30社の知財にまつわる成功・失敗事例を

 まとめた、工業所有権情報・研修館(INPIT)のグローバル知財マ 

 ネジメント教材から選抜した以下の3問です。

   ◆ケース①:<権利侵害の警告> 警告状にすぐ従う会社?

   ◆ケース②: <製品企画>  2社からの契約の話

      ◆ケース③:<生産委託・技術指導> 社長変われば・・・

 担当幹事:静岡製機株式会社 山口拓也

開催回 324回
開催日時 2020年10月21日(水) 13:30~16:45
開催場所 静岡市産学交流センター(通称:B-nest)
静岡市葵区御幸町3-21ペガサート7階 大会議室
開催内容

講演会
『裁判例を通じての特許発明の進歩性について』

裁判官(平成29年平成30年 知的財産高等裁判所所長)と

して長年知的財産訴訟等に携わり、現在弁護士として多方面で

活躍されている清水節先生(柳田国際法律事務所所属)に、長年
の裁判官としての経験をベースに、昨年の最高裁判決の眼科用処方物事件などを含め、「裁判例を通じての特許発明の進歩性について」というテーマで講演をお願いしました。企業の知的財産担当者、弁理士、弁護士等、特許に関わる誰もが悩みを抱える進歩性というテーマについて、わかりやすく、貴重なお話を聞くことができるまたとない機会です。ふるってご参加ください。

担当幹事:静岡のぞみ法律特許事務所 弁護士・弁理士 坂野史子

開催回 323回
開催日時 2020年9月16日(水) 13:30~16:30
開催場所 静岡市産学交流センター(通称:B-nest)
静岡市葵区御幸町3-21ペガサート7階 大会議室
開催内容

勉強会『予測できない顕著な効果』が争点となった「局所的眼科用処方物」事件

 進行:クミアイ化学工業株式会社 生田目 雅之氏

 現行の特許・実用新案審査基準では、引用発明と比較した有利な効果が技術水準から予測される範囲を超えた顕著なものであることは、進歩性が肯定される方向に働く有力な事情になるとしています。発明の効果が予測できない顕著なものであるか否かについて、一定の指針が示された「局所的眼科用処方物」事件(平成30(行ヒ)69)により、顕著な効果の判断手法に関心が高まっています。今回は、上記の最高裁判決の紹介の他、「予測できない顕著な効果」が争点となった判決もいくつか話題にしたいと考えています。それらの判決について理解を深め、意見交換もできればと考えています。

 

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